2016/5/23 電気(発電の仕組み)プレゼン ヽ慇献札鵐拭Mtg

2016.05.24 Tuesday

0
    5/23に学習した内容を紹介します。
    学生センターでは、職員が関心を持ったテーマについてプレゼンをしています。
    (本当は、様々な方を招いて勉強会したいのですが・・・)

    さて、今回は「原発を、根源的に考える」2回シリーズの第1回目でした。



    (出所)経済産業省エネルギー庁「エネルギー白書2016」をもとに、
    ニュースメディア Sustainable Japan が公開。

    先ず、このグラフから読み取れることからお話ししました。
    ・発電所(燃料)の種類
    ・50年代から今日までの発電所の燃料の推移
    ・いくつかの燃料を使い分けている根拠
     (コストや、発電効率、CO2排出量など)
    ・2011年3月11日を期に、原子力0へ

    そして特に重要なポイントは、
    ・1億kWhをこえていた発電量が、急激に減少していることです。

    統計では2013年までしか示されていませんが、
    2014年、2015年がどのように推移したかが、非常に重要だと思います。
    電力消費の減少カーブが、再度上昇せず横ばいになっていけば、
    需給の関係において原発再稼働が必要ないということになります。

    その可能性を提起したくて、最初にこのグラフを提示しました。


    次に、エネルギー白書2015から引用したグラフです。



    右側の●●部門○○倍という比較は、あくまで40年間の比較ですので、
    3.11以降の推移をみていくのが重要です。

    最初のグラフと同じく(当然ですが)、2011年以降急激な上昇になっていません。

    ここでは、「家庭部門」のみ、解説を行いました。
    家電量販店に行くと、省エネ家電のPOPが数多くあります。
    例えば、電球型LEDランプは従来より80%の省エネ、
    最新の冷蔵庫は、10年前と比べて約68%の省エネとなるそうです。


    これは、長野県飯田市でおこなわれた、
    古い冷蔵庫を探せ!! コンテストです。(おひさま広報2016年2月9日)
    このコンテストには101件の応募があって、
    製造昭和3(1964年 の 東芝製冷蔵庫がグランプリに選ばれ、
    三菱製の新型冷蔵庫が贈呈されました。
    ユニークなとりくみですね(笑)

    もう一つ、家庭部門の省エネ事例を紹介しました。
    旧型電気温水器という、電気消費量の多い温水器が、
    まだ250万台使われているそうです。(2014年時点)
    その電力消費量は、原子力発電所1.5基分に相当するそうです。

    省エネ型給湯器と交換すると、エネルギー消費量が1/3になり、
    約6年間で元が取れるそうです。
    省エネの可能性が様々なところにあるんだということがわかりました。


    次に、最初のグラフで「新エネ等」と、
    ひとくくりにされている発電について、紹介していきます。


    ▼小水力発電所(マイクロ水力発電所)


    この写真は、静岡県島田市で3年前から稼働している、
    伊太発電所の発電装置です。
    【参照:関東農政局 小水力発電】

    大井川用水路に設置され、一般家庭1200世帯相当の発電能力を有します。


    じつは、このプレゼンを行った2016年5月23日にも、
    同じ大井川用水路で建設が進められていた
    伊達方発電所(掛川市)
    西方発電所(菊川市)
    が開所しました。
    この2カ所で600戸分の年間消費量に相当する電力を発電できます。
    鈴与商事が全量買い取ります。(プレスリリース)


    ▼バイオマス発電

    バイオマス発電とは、身近にたくさんある
    生物由来の有機性資源を燃料とするものです。
    これまでは、焼却や埋め立てなどでエネルギー消費していたものを、
    燃料と転換できる発電方法です。



    バイオマス発電は、岡山県真庭市が、有名です。
    一般家庭22,000世帯に相当する電力を生み出しています。





    ▼バイナリー発電

    石油火力 300〜600℃
    LNG火力 1300〜1600℃
    原子力 280℃(水温)

    ↑・・・このへん、ググっただけで深く調べていません、あしからず。

    上記の発電に比べて、工場廃熱など低温の熱を利用し、
    水より沸点の低い液体を加熱・蒸発させてタービンを回すのが、
    バイナリー発電です。
    この熱も、もとは大気に排出されていたものなので、
    コバンザメ発電と呼んでもいいのかな?

    ボイラーを設置している工場・事業所すべてで可能性があり、
    ・ゴミ焼却炉
    ・製鉄所
    ・ガラス工場
    ・温泉、ホテル
    ・船舶
    などで導入事例があるそうです。

    技術そのものは1970〜80年代から開発されており、
    次のような職種に適応するのが有望だそうです。
    ・食品、飲料、調味料、化学
    (by月刊誌『化学装置』)






    燃料の輸入が不要で、
    私たちの足元にあるものから電気を作る、
    もちろん、一つひとつの発電量は少ないけれど、
    その地域で必要な分だけまかなうという発想が、
    これからの日本に必要なのかもしれません。

    可能性を追求するのは楽しいことですね。

    (つづく)



    JUGEMテーマ:未来の電力
    コメント
    コメントする