2016/5/23 電気(発電の仕組み)プレゼン◆ヽ慇献札鵐拭Mtg

2016.05.24 Tuesday

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    5/23 学生ミーティングプレゼンの続きです。
    15分ぐらいのプレゼンですが、テキストにすると長いですね(笑)



    出展:電気事業連合会

    さて、この図、実は重要です。
    わたしたちは、化石燃料をエネルギー源として頼ってきました。
    自動車による移動も、キッチンでの料理も、上記4種類の資源に依存しています。

    ここで説明したいのは、埋蔵量やあと●●年といった比較ではありません。
    石炭が埋蔵量も年数も少し抜け出ていますが、
    人間の寿命でいったら1世代ぐらいで大差ないのです。

    つまり、石油・天然ガス・石炭、そしてウランも等しく、
    限りある資源だということです。

    200年、300年、この先ずっと依拠できるエネルギー源ではない、
    ここがポイントだと思います。





    さて、いよいよ原子力発電所の話に移ります。
    下のちっちゃいのは、燃料プールです。
    原子炉の右肩に、ちょこんとのっかるような場所に設置されています。



    浜岡原子力館へ行くとみられます。








    燃料プールから、巨大なクレーンで燃料棒を原子炉へ挿入したり、
    使い終わった燃料棒を再びプールへもどして冷やします。

    3・11の事故で、画像のように、
    福島第一原発3号機のクレーンが落下して、燃料が破損してしまいました。
    復旧のため、建屋とクレーンから修復しなければならなかった所以です。


    最初の図から、ウランの確認埋蔵量があと99年分もあるという説明でした。

    しかし、ここに 放射性廃棄物の貯蔵 という、
    避けて通れない問題が浮上しています。

    下の図は、中部電力のWebsiteで公開されています。
    プールのキャパとして、使用済み燃料を7,550体貯蔵可能で、
    今年3月の時点で6,564体を貯蔵しています。

    東北大地震が起こらずに、稼働を続けていたとしても、
    2〜3年でいっぱいになってしまう計算でした。


    出展:中部電力






    燃料プールの次の策として検討されているのが、
    乾式貯蔵、冷却水を用いない原発敷地内での貯蔵方法です。




    イメージ的には、病院の片隅に集められたこんな感じ。
    医療廃棄物でしたら、業者が回収に来てくれるのですが・・・
    放射性廃棄物の行先は・・・








    放射性廃棄物のゴミ捨て場として、理論歴には4つあります。
    ・宇宙処分
    ・海洋底処分
    ・氷床処分
    ・地層処分

    この図には、宇宙処分が技術的に難しいと書かれていますが、
    日本の宇宙ロケット(HBロケット)の運搬能力が19トンだそうです。

    万が一、宇宙処分を実行に移せたとしても、
    日本国内にある使用済み燃料をすべて運搬するには、
    700発のロケットを打ち上げても足らないのです。
    コスト的にも、墜落リスクからも現実的だとは思えません。



    残された処分方法は、地層処分しかありません。
    この図のように、地中深くにトンネルを掘って、長期間の貯蔵が必要です。

    その期間は、100,000年です。孫の孫の孫の・・・
    地震や火山活動で変化の起きない地層が、日本に存在するのでしょうか。






    【ここから追記 2016年5月31日】

    ちょうど静岡新聞に、核廃棄物に関する記事が出ました。
    今現在、最終処分場の選定候補地や、受け入れを表明している自治体は
    ありません。
    政府は、「全国が対象」として、全都道府県で説明会を開いています。

    この説明会、県内半数以上の自治体が「受け入れ可能性ゼロ」などの理由で
    欠席しました。

    核廃棄物は、何世代にもわたって厳重な管理を必要とします。
    どうやって安全に処分するのか、
    そもそも、これ以上廃棄物を増やしていいのか、
    エネルギーを消費し、利便を享受している私たちに問われている問題です。






    JUGEMテーマ:原発事故、その後の影響
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